横浜みなとみらいエリアにある観光スポットといえば「横浜赤レンガ倉庫」や「ランドマークタワー」などが有名。横浜に来たことがあれば、一度は訪れたことはあるのではないだろうか。
また、周辺施設も含めレジャーシーズンともなれば人出が増え、行列ができることもしばしば。せっかく観光に来たのであれば、目いっぱい時間を使って周辺エリアを楽しみたい!
そこで今回は、割とすんなりと入れてしかも無料で楽しめるスポット「横浜税関 資料展示室」をご紹介。
施設名聞いただけで『それって面白いの?』『なんだか固くて地味そう』とか言われそうだが、意外にも面白いエリアや為になる情報が詰まっているので、なんだかんだで楽しめる。
そんなちょっとしたスキマ時間にも使える「横浜税関 資料展示室」をレポート!
最寄り駅は、みなとみらい線なら「日本大通り駅」が一番近い。JRで来るなら「関内駅」になる。アクセスは、赤レンガ倉庫に向かう途中の交差点付近で、「日本大通り駅」からなら地上に出て5分程度(交差点名に横浜税関前と書かれているので分かりやすいはず)。入口は赤レンガ倉庫がある方からとなる。なお駐車場は無いので、車で来る方は近くの施設に駐車してからの来館となる。
開館時間は10時から16時まで(2023年4月時点)とちょっと短め。ただ、入場無料のため気軽に入ることができる。
入館したら反時計回りに進むのがベター。まず見えてくるのは、税関の前身である運上所時代の古い門を再現したコーナー。税関の歴史ある姿を見学することができる。
そのまま進むと、これまた歴史コーナーが続く。港町として発展した横浜の貿易に関する年表が並ぶので、どの時代にどういった品々が取引されていたかを知りたい人には楽しい展示コーナーとなる。
この辺りまでかなり固い内容が続いていたが、ここから先は知的財産侵害物品、つまり押収されたニセモノ品が展示されているエリアになる。また、持ち運んではならない物も展示されているので、楽しみながら勉強にもなる。
ニセモノ品の中には、ブランドアイテムからキャラクターグッズまで、大人のみならず子どもでも分かる物が展示。見たことある物品の本物とニセモノが並んでいるので、どこが違うのか見比べてみるのも楽しい。
意外にも楽しい要素があり、観光にも社会科見学にも利用できる「横浜税関 資料展示室」。
入館料金は無料のうえ、行列できるほど混雑もしておらず、横浜みなとみらいエリアの中では穴場的スポットであった。
ちょっとした時間の合間や、たくさんの施設を観光したい人、子どもの勉強になる無料施設を探している人は、ぜひ訪れてみてほしい。
※情報は2023年5月時点の内容になります。詳細は公式サイトにてご確認ください。
施設名 | 横浜税関 資料展示室 |
住所 | 横浜市中区海岸通1-1 横浜税関本関1階 |
アクセス | JR京浜東北線・市営地下鉄 関内駅 徒歩15分 みなとみらい線 日本大通り駅 徒歩3分 横浜駅東口バス乗り場から市営バス26系統で「横浜税関前」下車、徒歩1分 ※所要時間は目安 |
開館時間 | 10:00~16:00 休館日:年末年始、施設点検日 |
入場料 | 無料 |
公式サイト | 横浜税関 資料展示室 |