みなとみらいの海側には、「横浜赤レンガ倉庫」や「カップヌードルミュージアム」など様々な観光スポットが点在。どこも人気で、休日になれば多くの人手で賑わうことは間違いなし。並んだり待ったりと時間かかるのが嫌いな人には少々しんどいはず。
一方で、このみなとみらい中心エリアでも無料で入れて気軽に楽しめるスポットがある。今回はその中からJICA横浜内にある「海外移住資料館」を紹介。
国際好きはもとより、ちょっとした時間で楽しむのにとても便利。また、レストランカフェも併設してあるので、みなとみらい散策の休憩ポイントとしても大いに価値があるだろう。
「海外移住資料館」へのアクセスは桜木町駅や関内駅、馬車道駅が最寄り駅となるが、そこから横浜ワールドポーターズのほうへ向かう。その先にJICA横浜があるのだが、いったん横浜ワールドポーターズに入って2階に上がり、JICA横浜方面へ進むと円形の歩道橋(新港サークルウォーク)があるので、そちらを使って建物に入るのが良いだろう。
というのも、地上から行くとあと一歩のところで横断歩道が無いため、赤レンガ倉庫方面もしくはカップヌードルミュージアム方面からぐるりと周ってくる必要がある。さらに「海外移住資料館」は2階にあるので、1階からよりも2階部分から入ったほうが分かりやすい。
なお、JICA横浜内には「海外移住資料館」のほかにも、展示・体験エリアやライブラリー、テラス付きのレストランカフェが併設。このレストランカフェからの景色はとても良いので、みなとみらい散策の休憩所としてもぴったりなスポットだ。
JICA横浜の2階入口から入り、館内の奥へ進むと「海外移住資料館」の文字が見えてくる。開館時間は10時から18時まで(入館は17時30分まで)、見学料金は無料のためそのまま入館する。
館内はなかなか広い。“南北アメリカを中心とした日本人の海外移住の歴史および移住者と日系人の現在をテーマにした資料館”とのことで、確かにブラジルをはじめ移住地の過去と今が展示されている。
見どころ満載で難しい内容が多かったが、途中フォトスポットがあったり体感したりするコーナーもあるので、この部分については子どもでも気軽に楽しめる。
中は広いからじっくり鑑賞すると結構な時間になる。この内容で無料というのは本当に驚きである。また、周辺施設がみなとみらいのホットスポットにもなっていて混雑しがちなので、あまり混まないような施設はとても利用しやすい。
さらには3階にレストランカフェが併設されているので、見学後はみなとみらいの清々しい景色を眺めながら飲食するのもあり。(このレストランでは世界の料理を提供しているので食事もレアな体験ができる!)
観光エリアのど真ん中にありつつも、気軽に無料で楽しめるJICA横浜内の「海外移住資料館」。併設されているフロアも含めれば、見どころがいっぱいの穴場的な存在であった。
※情報は2023年5月時点の内容になります。詳細は公式サイトにてご確認ください。
施設名 | 海外移住資料館 |
住所 | 神奈川県横浜市中区新港2-3-1 JICA横浜2階 |
アクセス | JR桜木町駅・関内駅 徒歩約15分 みなとみらい線 馬車道駅(4番出口) 徒歩約8分 ※所要時間は目安 |
開館時間 | 火曜日~日曜日 10:00~18:00(入館は17:30まで) 休館日:月曜日(祝祭日と重なる場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日) ※施設の大規模改修工事のため、2023年11月13日(月)から海外移住資料館は休館となります 再開館は2024年4月を予定していますが、工事の影響により変更となる可能性があります 詳しくは公式サイトでご確認ください |
入場料 | 無料 |
公式サイト | 海外移住資料館 |