横浜の観光地としても人気のみなとみらいエリア。周辺にはランドマークタワーやコスモワールドなど遊べる施設が豊富。その中でも、無料で楽しめるスポットに焦点を当ててご紹介。
今回訪れたのは、首都高速道路の秘密を知ることができる「首都高MMパーク」。
子どものみならず車を運転する大人にも、面白い要素が詰まったスポットであった。
入口は1階と2階の2か所。
1階の入口を進むとまず見えてくるのが、黄色いボディの「首都高パトロールカー」。走行中でしか見られないこの車が、パーク内ではじっくりと間近で見学できる。
このフロアでの見ものは『首都高の標識』。ここには実際に使われていたものが展示されている。高速道路ではあまり気にならなかったが、近づいて見ると結構大きいのに驚く。
さらにこの標識、大きさや説明で楽しめる意外にも、体験して楽しめる内容もある。
下記は、展示されている首都高の標識を通常で撮影した様子。
特段変わったこともなく、よく見る一般的な標識である。
これをフラッシュ撮影したのが下の写真。
気づいたと思われるが、光っているように見える。
標識自体に照明がついているのではなく、こちら側が光を当てることで反射して見える「再帰性反射」という仕組みなんだそう。
夜間走っていても標識がしっかり見えるのは、この技術が使われているから。これには大人も驚くことだろう。
続いて階段を上がって2階の展示スペースへ。
なお、吹き抜けになっているから、真上からさっき見たパトロールカーを眺めることができる。
2階には椅子があり小休止も可能。
このフロアで目を引いたのは、これまた標識を使った展示物。標識を再利用して作られたベンチがある。ETC専用レーンの上に設置されていた標識が別の形として蘇っているのだ。
実際に座ってみると硬い。元々が耐久性をもって作られたため、かなり頑丈にできている。
また別の場所には、緑の標識がベンチとなって展示されている。
1階フロアで同じようなものを見ていたので、これはまさか…と思いフラッシュ撮影すると…。
しっかり再帰性反射されている!
標識と一緒に写真撮影できるというのもレアだが、この変化を感じられるのはとても楽しい。
そのほかにも、レゴブロックで再現されたベイブリッジや、横断幕やタイヤの廃材で作られたエコバッグ・サンダルなどが展示されていて見どころ満載。
無料で見学できて驚きの発見がたくさんある「首都高MMパーク」。
子どもの社会科見学のみならず、大人でも楽しめる要素が満載で、家族で気軽に訪れるにはピッタリのスポットであった。
※情報は2023年4月時点の内容になります。詳細は公式サイトにてご確認ください。
施設名 | 首都高MMパーク(しゅとこうえむえむぱーく) |
住所 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-2-9 |
アクセス | JR桜木町駅 徒歩9分 横浜高速鉄道 みなとみらい駅 けやき通り口 徒歩6分 |
開館時間 | 10:00~16:30 休館日:毎週月曜日(当日が祝日にあたる場合はその翌日の平日)年末年始等 |
公式サイト | 首都高MMパーク |